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胃腸炎(嘔吐・下痢)について

胃腸炎とは

胃腸炎とは、胃や腸に炎症が起こることで嘔吐や下痢などの症状が現れる病気です。主にウイルスや細菌が胃腸に感染することで発症します。

ウイルス性胃腸炎は冬季に多く、ノロウイルスやロタウイルスが主な原因です。細菌性胃腸炎は夏季に多く、食中毒として知られるカンピロバクターやサルモネラなどが原因となります。多くの場合、適切な水分補給と安静により数日で回復しますが、脱水症状に注意が必要です。

主な症状

種類

主な症状

特徴

🦠 ウイルス性

急激な嘔吐、水様性下痢、軽度の発熱

冬季に多発、家族内感染しやすい

🍖 細菌性

腹痛、血便・粘血便、高熱

夏季に多発、食中毒として発症

💧 共通症状

脱水症状、全身倦怠感、食欲不振

重症化すると点滴治療が必要

主な原因

ウイルス性胃腸炎の原因:
  • 🦠 ノロウイルス:冬季の胃腸炎の最多原因、感染力が強い
  • 🦠 ロタウイルス:乳幼児に多い、ワクチンで予防可能
  • 🦠 アデノウイルス:年間を通じて発症、軽症が多い
細菌性胃腸炎の原因:
  • 🐔 カンピロバクター:鶏肉の生食、食中毒の最多原因
  • 🥚 サルモネラ:卵、鶏肉、ペットからの感染
  • 🥩 病原性大腸菌:牛肉、生野菜、重症化の危険

🚨 脱水症状の危険サイン - すぐに受診!

  • 口の渇き:唇や舌が乾燥、唾液が少ない
  • 尿量減少:6時間以上尿が出ない、色が濃い
  • 意識障害:ぼんやりする、反応が鈍い
  • 皮膚の異常:皮膚をつまんでも戻りが遅い
  • 血便・血性嘔吐:便や嘔吐物に血が混じる
  • 高熱持続:38.5℃以上が続く、けいれん

診断・検査

診断は主に症状と経過から行います。ウイルス性胃腸炎は典型的な症状(急激な嘔吐・下痢)と流行状況から診断されることが多く、特別な検査は不要です。

細菌性が疑われる場合(血便、高熱、重篤な症状)は便培養検査を行い、原因菌を特定します。脱水症状の評価には血液検査で電解質バランスを確認することもあります。

治療法

治療方針

内容

効果・注意点

💧 水分・電解質補給

経口補水液、点滴治療

最も重要な治療、脱水予防・改善

💊 対症療法

制吐薬、整腸剤、解熱薬

症状を和らげる(下痢止めは慎重に使用)

🦠 抗生物質

細菌性で重症例のみ

ウイルス性には無効、医師の判断で使用

⚠️ 経口補水液の正しい飲み方

一度に大量に飲むと嘔吐を誘発するため、スプーン1杯(5-10ml)を5-10分おきに少量ずつ頻回に摂取してください。嘔吐が止まったら徐々に量を増やします。

日常生活での注意点

  • 💧 こまめな水分補給:経口補水液を少量ずつ頻回に、スポーツドリンクは薄めて
  • 🍚 段階的な食事再開:おかゆ、うどん、バナナから始め、脂っこいものは避ける
  • 😴 十分な安静:体力回復のため無理をせず、睡眠時間を確保
  • 🧼 感染拡大防止:手洗い徹底、タオルや食器の共用を避ける
  • 🚽 排泄後の処理:便や嘔吐物の処理後は必ず手洗い・消毒
  • 💊 薬の注意:下痢止めは病原体の排出を妨げるため医師に相談

予防法

  • 🤲 手洗いの徹底:石けんで20秒以上洗浄、アルコール消毒も併用
  • 🔥 食品の十分な加熱:中心温度75℃で1分以上、特に肉類・卵
  • ❄️ 食品の適切な保存:冷蔵庫保存、調理後は早めに消費
  • 🔪 調理器具の消毒:まな板・包丁の使い分け
  • 🚰 安全な水の使用:井戸水は煮沸、海外では注意

🏥 当院での診療

春日もりさん内科循環器内科クリニックでは、胃腸炎の適切な診断と治療を行い、脱水症状の予防・改善をサポートします。

当院でできること

  • 迅速な症状評価:脱水の程度や重症度を的確に判断
  • 点滴治療:経口摂取困難な場合の水分・電解質補給
  • 対症療法:症状に応じた制吐薬・整腸剤の処方
  • 継続的フォロー:回復状況の確認と合併症予防

💡 患者さんへのメッセージ:

胃腸炎は多くの場合、適切な水分補給と安静により数日で回復する病気です。しかし、脱水症状は重篤になることがあるため、無理をせず早めの対応が大切です。当院では患者さんの症状に応じた適切な治療を提供し、安全な回復をサポートいたします。特に高齢者や小さなお子様は重症化しやすいため、心配な症状があれば遠慮なくご相談ください。一日も早い回復をお手伝いいたします。

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