肺炎球菌ワクチンは2種類あります
[2026.06.12]
こんにちは。春日もりさん内科循環器内科クリニック院長のもりさん先生です。
今回は、肺炎の予防に役立つ肺炎球菌ワクチンについて、できるだけわかりやすくお話しします。
現在、成人の肺炎球菌ワクチンには、プレベナー20とキャップバックスの2種類があります。名前が少し難しいので、「何が違うの?」と感じる方も多いと思いますが、まずは定期接種か任意接種か、そしてどこまで広く備えたいかがポイントです。

2つのワクチンの違い
プレベナー20 定期接種(公費補助)
- 20種類の肺炎球菌を予防します
- 原則1回接種です
- 定期接種として受けられるワクチンです
- まず公費補助でしっかり予防を考えたい方に向いています
キャップバックス 任意接種
- 21種類の肺炎球菌を予防します
- 原則1回接種です
- 任意接種で受けるワクチンです
- 高齢者で問題となる肺炎球菌を、より幅広くカバーするとされています
こんな方は特にご相談ください
- 糖尿病・心臓病・腎臓病がある方
- 肺の病気(COPD、喘息など)がある方
- 喫煙歴がある方
- これまでに肺炎になったことがある方
- 肺炎による入院や重症化をできるだけ予防したい方
どちらを選べばいいの?
「まずは公費補助で受けたい」という方は、プレベナー20を考えやすいと思います。
一方で、「できるだけ広く備えたい」「自分は持病があるので、よりしっかり考えたい」という方では、キャップバックスも選択肢になります。どちらが合っているかは、年齢や持病、これまでのワクチン歴によって変わります。ご自身で悩まれたときは、外来でお気軽にご相談ください。
肺炎は、予防がとても大切です。
元気に日常生活を続けるためにも、ご自身に合ったワクチンを一緒に考えていきましょう。
